6月26日(火)マドリッド

昨日は寝台列車に乗ったら、前には妊婦さんとその旦那さんが乗っていたので少し安心。そのせいかすぐにぐっすり寝てしまった。シートだったので寝るのが大変かなとも思ったが、リクライニングが深くて寝心地はなかなかよかった。

起きたらもうマドリッド。寝れたけど、やはり疲れは残っていたのだと思う。ぜったい遅れると思っていたが時間通り8:00についた。

眠い目をこすって、ボーっとしながらマドリッドの駅の中へ。階段を上がったときに、私服警官が2人、Policeと書いてある警察手帳を見せて、パスポートを見せろと・・・。

少しびっくりしたが、あわてずにパスポートのコピーを見せると「あなたの名前は?」とか日本語で聞いてきた。怪しいと思い、その後パスポートのオリジナルはどこだって聞いてきたが「持っているけど見せないよ」と言ったら、「それでいい。」とか言って行ってしまった。

あれは完全に偽警察だったのだろう。まず駅の中で私服警官はおかしいと思うし、国際線で今日スペインに入ってきたのではないのだから、パスポートを見せろって言うのも少しおかしい。しかも日本語が少し話せるなんてやっぱりおかしい。

日本人のパスポートは20万円くらいでアジア人に売れるらしい。もしオリジナルのパスポートを出していたらと思うとかなり怖い。スペイン恐ろし・・・。

その後明日のマラガ行きのチケット(一人3500Ptsと高かった。)をとりに、インフォメーションに行って、マドリッドのマップをもらい、中心街のSOLへ。

観光の前にホテル探し。結構大変かなと思いきや、4件目くらいで5500Ptsのところに決めた。(シャワー付)

さっそく町へ繰り出す。2:30分にマドリッドに住んでいるアキコさんに会う予定だったので、それまでにデスカルデス・レアレス修道院に行きたくて町をぐるぐる。そのときにドイツバンクがあったのでトラベラーズチェックを現金化。

さらにぐるぐる。見つからないうちにおなかがすいてマックへ。マップを持っているのになんで・・・。

落ち着いて考えてやっとわかってきて修道院についたのはいいが見学はツアーのみで次のツアーは12:45から。あとは16:00と17:45だけ。

時間を無駄にするのは避けたいからまたきますと言って、その間にプラド美術館へ。美術はやっぱり難しい・・・。本を買ったので少しだけわかるようになったが、それでもよくわからなかった。

美術館の中のベンチに座ったら眠くなって30分くらい寝てしまった。まさに時間を無駄にしてるね。

起きたら待ち合わせの時間に迫っていたので、あわてて中心街へ。待ち合わせの場所はSOLの熊の像の前。少し遅れてしまったがアキコさんとちゃんと会えた。

昼ごはんはアキコさんお勧めのレストランへ。地元の人でいっぱいになっていて少しカウンターで待たされる。待っている間にビールで乾杯。

コースで頼んだが、料理もおいしくかなり安かった。ワイン付で一人1000Ptsくらい。これはすごい。というかこっちではそれが当たり前なのかもしれないね。旅行者はやはり旅行者向けの値段で食べているんだね。

アキコさんはスペイン語もぺらぺらで住んでいるだけあってスペインに限らずヨーロッパのことをいろいろ教えてくれた。すごくやさしい方でよかった。

その後アトーチャ駅の中の熱帯植物園へ行った。駅の中に熱帯植物がいっぱいあって不思議な空間だった。

その後お勧めの美術館にも行ったがお休み・・・。アキコさんはその後シエスタ(昼休み)を取りに家に帰った。こっちではそれが当たり前らしいが面白いね。昼は熱いから昼寝をするんだって。家を出る前はちゃんと窓を閉め切って出てこないと部屋がすごい暑さになるらしい。日本人では逆の発想すると思うけどね。

僕たちはマドリッドは一日だけだから休んでいられない。王宮に歩いていったがやはりすごい暑さ。途中に教会があったから中に入って一休み。

やっとのこと王宮についたと思ったらやっぱり開いてない・・・。

しょうがなくポストカードを買って歩いてホテルへ。よっぽど電車を使おうと思ったがうまく行くことができなそうだったから歩いたが辛かった・・・。シャワーを浴びて寝た。

スペインの夜はすごく遅くから始まる。飲み会とかがあったら大体23:00とかに待ち合わせるんだって。昼寝してるから夜は平気みたい。

僕たちも夜にまたアキコさんと飲む約束をしていたので、22:30にまたSOLの熊の像の前へ。21:30にホテルを出たからかなり早くついて、CD屋さんに入ってスペインの音楽鑑賞。と言ってもアメリカ人の歌とか聞いていたけど・・・。

23:00前にアキコさんとその友達のイクコさんと4人で、カニャ(小さなビール)を飲みに、歩いて5分くらいの店で、スタンドで一杯。

その後アイリッシュパブでビールを飲んだ。イクコさんもスペインに住んでいる日本人で、それぞれ一人で来たらしいから、やっぱり強そう。(ごめんなさい)

でも本当にすごいと思った。こんなに治安の悪いところにひとりでくるなんて・・・。男である僕にもできないかもね。でもやっぱり財布をすられたりはしたことあるんだって。

その後おなかがすいたのでケバブへ。店は終わりそうなところだったが、食べれてよかった。

アキコさんもイクコさんも話し好きで明るくてやさしかったからうれしかった。

それから少しぶらぶらして危ないからかえって寝た。熱くて熱くてしょうがなかったから、少し怖かったけど窓を開けて寝た。

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