7月21日(土)フィレンツェ①

7:00起床。昨日遅かったからとても眠い。

今日はフィレンツェに行く予定。7:54発の電車に乗る。今日でローマともお別れだ。いろいろあったけど楽しかったな。

席の予約をして、1等のコンパートメントに乗る。そこには6人乗りだけどおじさんと障害者の3人だけ。喫煙席だったがおじさんはタバコを吸わないらしく君は吸うの?って。僕も吸わないし障害を持っている人も吸わなそうだったからおじさんは安心してた。

フィレンツェには二つ駅があって手前で降りようとしたらおじさんがここじゃないって。中央駅は次だって。

でもおじさんは英語は話せないんだよ。僕はもちろんイタリア語わかわないけど、でもなんとなくわかったよ。言葉は通じなくても意志って通じるものなんだね。最後に笑顔もくれてやっぱりイタリア人大好き。

降りたのはサンタ・マリア・ノヴェッラ駅。まずはホテル探し。

ホテルを駅付近で探したがなかなか見つからない。満室のところばかり。やっと見つけたホテルは怖そうなおばさんがいる。でもちょうどひとつだけ空いていてトイレ・バスなしで一泊65,000L(約5,000円)。ちょっと高いけどしょうがない。

少し休んで観光。まずは駅前のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。中には入れなかったが裏の公園がすごくきれいだったよ。

次はメディチ家礼拝堂。かの有名なメディチ家がここに住んでいたとか。ミケランジェロの銅像などはすごい。サン・ロレンツォ教会もまあまあすごかった。

まわりのノミの市は革製品とかものすごく安い。でも買っちゃダメだよ。

洗礼堂は柔道場みたい。天井は見とれてしまって首が痛い。

その東の扉の「天国への扉」は圧巻。こんなのどうやって作るの?ドゥオーモは本当にスケールが大きい。

地下にはブルネッレキスの墓があるらしいがどれかわからなかった。

クーポラは怖さに驚くほどすごい。

外から上に上るための列に並ぶ。すごい暑さで並んでいるだけでもかなりつらい。

30分くらい待って、それから440段の階段を昇ったらバテバテ。

でも上から景色はなかなかの風景。屋根ばかりの景色がフィレンツェらしい。

歩いてヴォッキオ橋へ。アルノ川にかかるフィレンツェ最古の橋らしい。橋の左右には小さな店が並んでいておかしな橋です。結構簡単に作ってあるような感じでプレハブみたい。でもこの橋をヒトラーも歩いたんだってよ。

ピッティ広場とピッティ宮殿はきれい。これがルネッサンスの代表作なんだって。

疲れたのでホテルに帰る。その途中でイタリアンジェラートを。たまらん。

ボーっとして歩いていたら転んだ。周りの人に笑われたけど、なんかうれしかった。一生懸命スリなどにあわないように自分の縄張りを作ってずっとピリピリしてたけど、もっと肩の力抜いてもいいんじゃないかなって思った。もっとラフに人と接していこうって思った。

5時過ぎにホテルについてシャワーを浴びて寝る。8:30に起きてディナー。

本に載っていたボルゴ・アンティコというピッツェリアへ。ビールとトマトスパゲティー(トマト好きです。)とナポリピザを。店員さんの笑顔がとてもかわいくて32,000L(約2400円)渡しちゃった。味もおいしかったし大満足。

夜の散歩。ピッティ広場、ヴォッキオ橋から川沿いを歩いてグラツィエ橋を渡る。

サンタ・クローチェ広場では人がたくさんたむろしている。サンタ・クローチェ教会はきれいにライトアップされていて、ボーっと見ているのが最高。

日本人のおばさんツアーが来ていたが、僕にいろんなことねほりはほり聞いてきて、パーッと行ってしまった。本当に景色とか見てるの?

ホテルに帰る途中大道芸人がいっぱいいて、マジックをいしていた。マジックというよりそのおじさんの行動がとてつもなくおもしろい。憎めないようなキョトンとした顔してるんだよね。だからすごい人だかり。

ホテルへついたのが12時前。今日もよく歩いた。おつかれさま。

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