
10:00におきて10:30ホテル発。人懐っこいホテルのおばさんに別れを告げ、今日は飛行機でギリシャのアテネに行く予定。
ポルテラ・デ・サカヴェン空港までは鉄道が走っていないのでタクシーを利用。最近はよくタクシーを使う。貧乏旅行とはいえなくなってきたね。でも料金がすごく安いんだよ(言い訳(笑))。
タクシーのドライバーは女性で、結構きれいだったがすごく強そう。空港までは30分くらいで1000Esc。安いでしょ。
空港の時計を見たら10:00でびっくり。起きたのが10:00だとおもっていたが、目覚まし時計の時間が時差についていかなかったみたい(というか間違えただけ)。
時間がありすぎるのでご飯を食べようとおもったが、ぎりぎりしか両替していなかったので、エスクードがない。
20分くらい考えたあげく、20マルク両替してしまう。
空港内のファーストフード店でチキンハンバーガーとオレンジジュースを。それだけで二人で1900Esc。やはり空港はどこでも高い。
時間が余りすぎているのでそこでこれからの旅行日程を練り直す。今まで忙しくてじっくり考える時間がなかったからね。2時間そこで時間をつぶした。
12:15チェックイン。荷物も預けて機内へは僕のリュックのみにした。時間はまだまだあったので空港内でぶらぶら。サングラス屋を覗いたらものすごく安い。よっぽど買ってしまおうともおもったが、デザインが気に入らず断念。良いのがあったらよかったのにな~~。でもサングラスがほしくなっちゃった。
そのあとお金がまだ少しだけ残っていたので、マクドナルドで昼食。しかしセットメニューは800Escで、所持金は1、560Esc。二人で食べるにはあと40Esc足りない。よーく考えたあげくチーズバーガーとポテトとジュースを二つずつ頼む。定員さんはわけがわからず戸惑っていた。

13:30ゲートへ。飛行機は14:25発。サベナというベルギーの航空会社で飛行機自体はかなり小さかった。
離陸は30分近く遅れていた。離陸してすぐに昼食。パンとサラダに春巻きとチャーハン。なんという組み合わせ。ポルトガルのワインのポートワインを飲んでいなかったのでよっぽど飲もうとおもったが、飛行機でお酒飲んで気持ち悪くなった経験を思い出してやめた。

ブリュッセルで乗り換えだったがかなり時間がなかったので走った。でもベルギーはドイツの隣なのでなんか一回戻ってきたみたい。
いざギリシャのアテネへ。夕食が出たが昼食より簡単なものだった。牛肉の煮込みとポテトとほうれん草とパンくらい。飛行時間は結構あったが、ずっと本を読んでいた。

アテネに着いたのは12:00ごろ。荷物を受け取るターンテーブルまでかなり歩いた。しかもいくら待っていても荷物が出てこない。というかほとんど人の荷物は出てこなかったみたい。
クレームを言いに行くと人がいっぱい。荷物がどこにあるかわからないということで、明日送るから泊まる宿を教えてくれだって。なんだそりゃ。
僕たちは今日の宿しか決めていなかったのでどうするんだって言ったら、決まったら電話してくれって。謝りもしない。でも手際はいい。海外はこんなの日常茶飯事なんだろうね。
しぶしぶ両替をしてバスに乗りシンタグマ広場まで。1時間くらいかかり、一人1000Dr。日本円で約300円だよ。すごい安さ。
バスからの景色が今までとは違う。書いてある文字がぜんぜん読めない。これには文化の違いを実感させられる。
広場に着いたらタクシーのドライバーが客引きでものすごく強引。うるさくてしょうがない。腕をつかんだりもしてきた。今までで一番フレンドリーというかなれなれしかった。
一緒のバスに乗っていた日本人の女性2人は、前に座ったおばあちゃんとちょっと話して仲良くなって、彼女たちのホテルは歩いて1分くらいのところなのに、そのおばあちゃんにタクシーに乗せられてどっか行っちゃった。大丈夫だったのかな。無事を祈る・・・。
僕たちはホテルがどこにあるかわからなかったが、そんなあやしいタクシーには乗れないと思い、とりあえず広場を離れる。
方向さえわからなかったのでしょうがなく適当なホテルに入り聞くことにする。シンタグマ広場からERMOU通りを少し入ったところだったと思うが、そのホテルはとても親切でマップくださいって言ったらすぐに出してくれて、しかもどうしたの?って聞いてくれて、ホテルを探してるって言ったらこまかい地図を出してくれて一緒に探してくれた。
しかもそれをコピーしてくれたのでコピー代を払おうとしたら受け取ってくれない。本当の親切な人に出会った。その方のおかげで、歩いて30分くらいのかなり入り組んだところだったんだけど難なく到着することができました。ありがとう。心から感謝しています。確かELECTRAというホテルだったと思います。もしギリシャに行くとこがあったらぜひ使ってあげてくださいね。
アテネの夜は浮浪者もかなりいて危なすぎた。いかにも声かけてきそうで、僕たちはかなりのはや歩き。それでもホテルに着いたのは2:00過ぎ。ホテルは今までで一番高いホテルだけあってかなりゆったりしていて気分良かった。シャワーを浴びてすぐに寝る。

