
昨日の夜からおなかを壊して1時間ごとに起こされ、寝れなくて大変。ちゃんと起きたのが9時頃。
せっかくのアフリカなのに寝すぎ。朝食を食べにダイニングルームへ。ビュッフェだったがパンくらいしかなかった。でもオレンジジュースとコーヒーはおいしかった。

おなかが大変だったので今日はどうしようと思ったが、休むまもなく町へ繰り出す。ぶらぶら歩いてマーケットなども覗いてみた。

人々は僕たちが日本人だとおもうと「こんにちは」とか「ありがとう」とか声をかけてくる。本当に人懐っこい。でもチップくれとか言われると、お前何もしてくれてないだろって言いたくなる。

そして人を見る目が怖い人も多い。ひざから下がない女性や子供を抱えている女性にはよっぽどお金をあげようかとも思ってしまう。でも誰かにあげたらほかの人も寄ってきそうで怖くてあげなかったけど・・・。

そのマーケットの中心のような広場に出ると、ぼろぼろのような服が山ずみになって売っていた。でも売れているんだとおもう。

ここはキリスト教?それともイスラム教?イスラム教なら12時になったらどこでもお祈りを始めるということを聞いたので待っていたが、何も起こらなかった。


ここは資料がないので何を見に行けばいいかわからないからとりあえず歩く。そしてホテルまで帰ってしまった。
30分休憩。でもこの町ではただ歩くだけでもかなり疲れる。だってじろじろ見られるし、すぐに声をかけてくるから。
その後目の前の砂浜へ。ここがやはり最高。しかしすごい風で目も開けていられないほど。地元の人はフットボールや水遊びや組体操のようなことをして遊んでた。

すごい筋肉のおじさんがいてバクテンや子供たちをひょいひょいもちあげたりしてかっこよかった。少し憧れる。心も体も鍛えていきたいなんて二人で話しながら砂浜を歩く。

そこでもみんなじろじろ。「こんにちは」って。あと日本のイメージで空手などと思っている人はいきなりファイティングポーズをとってくる人もいる。面白い。


2:30にホテルにバスが迎えに来て今日スペインに帰ることになっている。しかしなかなかバスが来なくて、一緒にツアーのブタペストに住む2組の夫婦と本当に心配していた。この方たちは英語をあまり話せないのだが、一生懸命2:30にホテルに待ち合わせだとか、このツアーは食事が付いているんだよ、とか教えてくれた。
もっともっと話したかったけど言葉の壁は越えられない。でもハンガリー語って少しドイツ語に似ているのか、なんとなくわかったこともあった。
遅れながらもバスが来て、フェリーでアルヘシラスへ。そこではこの4人の夫婦とお別れだった。そのまま今日の飛行機でハンガリーへ帰るらしい。1泊2日だったけど一緒にいると、別れずらくなる。

僕たち二人になったらかなり寂しくなった。でも恐れていたアフリカ旅行。ナイフなどを突きつけられたという話も聞いていたので、そういう経験しなくて本当に安心した。
でもここはスペイン。まだまだ危ないね。
前に泊まっていたホテルに行き、予約したよね?って言ったらちゃんと部屋を用意していてくれたらしい。言葉の壁って本当に必要なときって崩れるんだって思った。
部屋でシャワーを浴びて、ご飯を食べにバスストップの前のいつも混んでいたレストランへ。テラスに座ったが、このレストランは自分で飲み物や食べ物を中のバーに買いに行かなければならない。最初はカニャとタパスを3つ。タパスは小皿にしたが本当に小さい。これじゃおなかいっぱいにならない。
今度は中皿を2つ。タパスって電子レンジで温めて出してくるんだけど、これって朝に作ってそのままなんじゃないの?っていうくらいすっぱいチャーハンらしきものを頼んでしまった。もうおなか壊すのは勘弁です。
その後は散歩。アルヘシラスは海岸沿いだけかとおもっていたら、少し中に入ったところにも商店街のようなところがあった。昼に来たかったな・・・。
ホテルに帰り寝た。今日で6月も終わり。この旅行も予定の約半分を過ぎようとしている。一番危ないのはアフリカでその次がスペインだとおもっていた。でもそれもなんとかクリアして今日で何か終わってしまったような気がしてしまう。
でもまだ半分です。気を引き締めて楽しみながらがんばっていこう。