
6:00ホテル発。歩いてサンタ・フスタの駅へ。7時の電車で今日はグラナダへ行く予定。朝はやはり涼しくていい。
予定通りグラナダに着いたのは11:00ごろ。ここの目的はアルハンブラ宮殿。地図が手に入らなかったが、標識が出ていたのでそのとおりに歩く。
結構遠いようだがあまりにも着くのが遅いし、思っている方向とぜんぜん違う方向に標識が立っているので人に聞いたらまったく違う方向。なんだこの標識は!?
気温は40度。本当に暑かった・・・。それでもわからないからたくさんの人に聞いてなんとかアルハンブラ宮殿の手前の広場へ。
昼も過ぎていたのでPan Companyというサンドイッチ屋さんへ。サンドイッチはかなり大きくなかなかおいしかった。ヨーロッパでチェーン展開している店らしい。
食べていたらその店のすぐ前からアルハンブラ宮殿行きのバスが出ているのがわかり、かなり安心した。そこからでも結構遠いみたい。
15分くらいバスに揺られてついたのがアルハンブラ宮殿のチケット売り場。すごい山道で歩こうとしなくて本当によかった。
チケットは一人1000Pts。うわさでは予約しないと入れないと聞いていたので、朝早く行こうと思っていたが、ついたのは2時過ぎ・・・でも心配とは裏腹に、すぐに入れた。本当によかった・・・
やっとアルハンブラ宮殿の中へ。かなり広いし、どこから見ればいいかわからなかった。かなり有名なところも見て回ったけどいまいち感動がない。そうとう有名なところだからかなり期待していったのにね。
イスラム教とカトリックの戦いのことを考えるとそれなりに楽しかったが、もっと歴史に強くならなくては・・・。
そして長期の旅行では名所をたくさん見て回るのでそれと比べたりしてしまう。もったいないよね。
一番よかったのはアルハンブラ宮殿は山の上にあるのだけれど、そこからの景色だったかもしれない。

バスで下ってきて昼食をした広場の近くでお茶をしました。テラスで行きかう人を見ていると本当にたのしい。
そしてグラナダの駅へ。ちなみに、帰り途中にボディーソープを買ったが、それはボディークリームだった・・・(笑)
帰りは8:00の電車が最終。だがテレビのタイムテーブルにはいつまで待ってもその電車の情報がでてこない。インフォメーションに確認しに行ったら、なんとその電車はないと・・・。
なぜないんだって聞いたら俺は知らないって。なんともヨーロッパらしい・・・。
結局電車では今日中には帰れないこと判明。バスも出ているらしいから急いでタクシーでバスステーションへ。
聞いてみたらバスは出ていることは出ているが、次のバスは夜中の3:00発。しかも5時くらいに乗り換えありでセビーリャに着くのは朝の9時ころ。これでは話にならないということで急遽、今日はグラナダで一泊することにした。
まずはタクシーで急いで電車の駅に戻り明日の朝の電車の予約。8:18の電車を予約できて本当によかった。明日はセビーリャを移動する予定だから、セビーリャで予約しているホテルのチェックアウトまでに帰らないと延泊することになるし、その日の電車も予約していたからどうしても延泊できなかった。

あとはヨーロッパでは当たり前のような電車の遅れがないことを祈るだけ。とりあえず安心したがそのあと今日一日泊まるホテルを探さなければならない。しかももう時間は8時過ぎ。今日は野宿も覚悟しなければ・・・。
やはりなかなか部屋の空きはなかったが、なんとか見つけ出した。トイレ・バスつきの一泊5000Pts。とてもきれいで最高だった。ただ暑かったね。
部屋に入りシャワーを浴びた後に、ご飯を食べに行く。そのころもう10時過ぎ。中華料理が食べたくてしょうがなくて、北京城飯店というお店へ。
中に入ったらほかのお客が一人もいなくてやられたとおもった。でもおなか空いていたからいっぱい頼んだが、すごいおいしい。スープと炒め物とご飯を頼んだがおいしくてご飯は何度もおかわり。久しぶりにご飯らしいご飯を食べたのでかなり感動。
途中でお箸も出してくれたし、お客がほかにいなかったからか、おじさんが杏子酒をサービスしてくれた。値段はこれだけ食べて3270Pts。気分もよくなって4000Ptsも払っちゃった。みんな笑顔で見送ってくれて心も満足。
グラナダに行ったらぜひこの店を探してよってみてください。って宣伝しようと二人で誓う。でもいまだに何もしてないけど・・・(笑)
帰り際に公園があってその小さい滝のようなところに光を当ててみたら、とてもきれいだった・・・うっとり・・・
12時過ぎているというのに人がいっぱいいて歩いているだけなのに結構たのしかった。
それからホテルに帰ってすぐに寝ました。でも目覚まし時計がなかったので起きれるか心配なのと、暑さでほとんど寝れなかったけどね。
この日は今までで一番予定が狂った日でした。そして今日は一日で2泊分の料金を払うはめになってしまった・・・もったいない・・・。
(ちなみにこの日の写真のほとんどは、どこかに消えてしまいました・・・ホテルに帰れなかったからかな・・・)