
7:00に起きてすぐテルミニ駅へ。今日は日帰りでナポリに行く予定。8:10のナポリ行きの電車に乗りたい。
駅に着いたのが7:30ごろ。時間があったのでマクドナルドで朝食。アメリカンブレックファーストを頼んだが9,800L(約750円)も取られた。マクドナルドでもぼったりするの?物価が安いのか高いのかよくわからない国です。
8:10の電車でナポリに着いたのが10:00。電車はがらがらだったからかなりゆっくり寝ることができた。ナポリに着いたらすぐに観光。今日一日しかないからね。
ナポリの第一印象は下町っぽい。


まずは国立考古学博物館へ行こうとしたが、少し迷ってしまうが、そのついでに見つけた教会へ。工事中でかなり小さかったが中には僕しかいなかったのでゆっくり見学できた。


そしてドゥオーモへ。ここも改装中だったがスケールが大きく立派だった。





やっとついたのが国立考古学博物館。日本語のオーディオガイドがなかったので、簡単な本を買ってみながら回ったが、僕にはやっぱりわからないよ。

ローマでも屈指のギリシア・ローマ美術を収集しているらしいけどね。



1時間くらいで出て来て、歩いてヴェメロの丘へ。途中でとてもかっこいい靴を発見。でもほしい色のサイズがなかったのであきらめる。

歩きながらピザを食べる。やっぱりおいしいし安いね。B5くらいの大きさでトマトがいっぱい乗っかっていて、1,500L(約112円)。味も最高。
途中誰もいない階段を上ったがなんか怖かった。注射器とか落ちているんだよ。
丘の上からの眺めは最高。ナポリの町と海を一面見渡すことができる。



下るとそこには小路ばかり。本当に下町を感じさせる。

プレビシート広場は圧巻。その正面にあるサン・フランチェス・ディ・パオラ教会はヴァティカン広場風で最高。中に入りたかったが閉まっていた。


サンタ・ルチア付近の海沿いへ。山あり海ありの風景で絶景。

ウンベルト1世のガッレリアの天井は時代を感じさせる。中央の床には12正座が彫ってあって座って写真を撮っていた人もいた。


ヌオーヴォ城は堂々としていて少し怖いイメージ。中には入らなかったけど。


この辺は本当にいろいろな観光名所が揃っている。歩いている途中にパラパラと雨が降ってきたけど気持ち良い程度でよかった。
3時ころ昼ごはん。本に載っていたナポリミアというリストランテへ。シーフードリゾットは絶品。海に近いからシーフードは本当においしい。何かわからなかったが揚げ物をサービスしてくれてそれもおいしかった。
食後はカフェで口直し。雰囲気もよく大満足。
ゆっくりしているとほしい色がなかった靴を思い出す。形は今までに見たこともないくらいのかっこよさ。忘れられなくなって店に戻り購入。イタリアの革製品は安いし良いらしい。
ベルトなどのお土産も購入。もう買い物はダメだよ。
そのあとはジュズ・ヌオーヴォ教会やサンタキアーラ教会サンタンジェロ・ア・ニーロ教会と回る。結婚式をしていて幸せそう。



途中相棒が前にほしがっていたガラス細工のお土産を購入。これは必要経費。喜んでくれるといいな。
ぶらぶらしながら中央駅へ。帰りは18:29のローマ行きに乗る。乗り場がわからなくていろいろな人に聞いてやっと到着。
電車は少し遅れて到着。余裕で座れた。途中ポンペイを通ってすごく歴史を感じさせる。ここは79年にヴェスーヴィオ火山の大噴火で埋没されたんだって。でもこんなところ来る時通ったっけな・・・。
そうこうしているうちに終点。ここどこ?ローマ?
看板を見るとサレルノという駅らしい。調べてみると逆方向・・・?
やってしまいました。とにかく駅員に「ローマに行きたいんだよ」と懇願。よかった。ユーロスターが1時間後にあるらしい。本当によかった。今日中に帰れなかったら大変だからね。
なんとか電車に乗れたがユーロスターはユーレイルパスを持っていても別料金が必要。でもこの電車でしか帰れないから、一旦知らないふりして車掌にユーレイルパスだけを提示。やっぱり捕まっちゃった。
車掌室に連れて行かれて英語の話せる人が30,000L(約3,250円)払えだって。なぜ?って聞いたり、知らなかったんだよ!って懇願したら罰金は抜かしたくれて21,000L(約1500円)にしてくれた。ごめんなさい。そしてありがとう。
でもこれで今日中にローマに帰れる。一安心。
でもポンペイ通った時に気づけよ自分・・・。
12時ごろローマ着。本当によかった。テルミニ駅で日本人女性2人組が困っていたので話を聞いたら予約したホテルが見つからないんだって。イタリアの住所の中には小さい丸が数字の斜め上についていたりするからわからないんだよね。
その建物の何階ってことなんだけど教えてあげたらスタスタ行っちゃった。やっぱり怖いよね。僕ももう4日もローマにいるけどこんな夜遅いと本当に怖いもんね。無事を祈ります。
そして僕もホテルに帰れて本当に良かった・・・